任意整理のデメリットで家族にどのような影響があるの？

任意整理のデメリットとして、個人信用情報機関への記録が挙げられます。

 

これはクレジットカードやローンの審査に影響するものであり、任意整理などの債務整理や
返済の遅延などの記録が残っている間は審査に通りにくくなります。

 

これが記録されるのは本人だけであり、家族の信用情報には影響しません。

 

また、これは主に金融機関がお金の融資などの審査で使用するものであり、一般の人が目にするものではないため、
周囲に知られたり、子供の進学や就職に影響する心配はありません。

 

しかし、家や車などの高額の買い物をするときにローンが組めなくなるので、不便を感じさせることになります。

 

任意整理で家族に迷惑がかかることは無いの？

個人信用情報機関に記録されるのは本人だけであり、また、審査では申込者の信用情報を参照し、
家族のものまでは参照しないため、家族のクレジットカードの作成や利用には影響しません。

 

しかし、クレジットカードの家族カードは本会員の信用情報を参照するものなので、
本会員が任意整理すると使えなくなってしまうデメリットがあります。

 

ローンは家族名義であれば組むことができます。

 

しかし、連帯保証人が必要とされるローンで任意整理した人を保証人にすると、
信用情報を調べられ、保証人として不適切になるため審査に通りません。

 

債務整理問題は、先延ばしていては解決できません。
逆に放置していると、事態は悪くなるばかりです。

債務整理問題は、一人では解決できないことが多いです。
そのため債務整理問題に実績のある弁護士や司法書士の先生にすぐに相談するのが賢明です。
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借金の返済が難しくなった場合には任意整理を考える場合があります。

 

ですが、利用をする場合には内容をよく理解した上で行なう必要があります。

 

任意整理は債務整理の中でも裁判所を通さない対処法となります。

 

例えば、取引履歴がしっかりしている場合や、
金融業者などが少ない場合には自分でも行なうことできる内容となります。

 

しかし、相手側も貸付に関しては専門家となるために、
なかなか前向きな話合いに応じてくれない場合も多々あります。

 

こういった場合は弁護士等の法律専門家に依頼をすることでスムースに進めることができるようになります。

 

任意整理では、弁護士等を代理人として、当事者間で話合いが持たれます。

 

この場合に過払い等がある場合には利息引き直しの上に計算が行われ、
債務の確定とともに残債が決定されることになります。

 

弁護士等は、依頼を受けた場合には、まず、受任通知書を相手方に送付することになります。

 

これを行うことによって借金関係に関しては全て代理人を通すことになります。

 

例えば、それまでに督促や支払い催促があったとしても、それ以後においては本人に来ることはなくなります。

 

 

任意整理においての家族への影響は？

任意整理においての家族への影響としては、ほとんど無いといってよいです。

 

仮に、取立等が本人に代わってきたとしてもその場合には貸金業法違反となり、
罰則が科せられることになります。

 

また、自己破産等と異なり、住宅や車などの資産売却を行なう必要もないため、
これまでと同じように生活を送ることができます。

 

そして、裁判における債務名義の存在もないために給料債権差押えなどありません。

 

ただし、注意をしなければならないのは、家族が借入の保証人となっている場合です。

 

その場合には保証人に取立の通知がくる場合があり、
そうなると本人と同様に弁護士に依頼をする必要があります。

 

任意整理は、あくまでも任意の話合いによる解決法なので、借金に関しての判断としては貸し手側にあります。

 

中には、話合いに応じない業者もあります。

 

その場合には、次の手段として特定調停等の手続きを利用する必要が生じてきます。

 

任意整理においてのメリット・デメリット

任意整理は、現在においてはその多くが話合いに応じてくれるため、
費用も時間も少なくて済むメリットがあります。

 

反面、デメリットとしては、強制力がないことがあり、
場合によっては他の方法を選ばざるを得なくなることがあります。

 

また、話合いに応じず、その間に支払いが止まることで事故情報に登録されるリスクがあります。

 

この場合にはその後の新たな借入に関しては難しくなることを理解しておく必要があります。