クレジットカード現金化は違法なの？

クレジットカードで家電製品やチケットなどの商品を購入します。
その購入したお店で、すぐに商品を買い取ってもらいます。

 

これがクレジットカード現金化です。

 

最近ではインターネットが発達したことによってインターネット上で申し込むことができるようになっています。

 

必ずしも商品を自分が買うわけでは無くなって来ているのですが、基本的な仕組みは変わりません。
本来、クレジットカードは商品購入にしか使えません。

 

 

そのクレジットカードで現金をつくることが出来るということで利用している人もそれなりに多いのが実情です。
ですが、このクレジットカード現金化はよく違法ではないのかと指摘されています。

 

クレジットカード現金化は本当に違法？

しかし実際のところクレジットカード現金化は違法ではないのかどうなのでしょう。

 

実は、完全に法律違反だと糾弾することができるほどの黒では無いとされています。
かつ絶対に問題が無いと言える白では無いともされている、いわばグレーゾーンです。

 

本来クレジットカードとして想定されていない利用法で現金を作っているわけです。
ですからどちらかというと黒に限りなく近いグレーです。

 

ではどうして違法ではないという意見があるのでしょう。

 

これは
「顧客が望んで利用する商行為であり、内容としては
商品を買った後で同業者が買い取っているだけだから」
といったところがあるからです。

 

現実的に実際に使う予定があって高額家電製品を購入し、
その後すぐに買取を依頼するという顧客もいるわけです。

 

それとの見分けが難しく、そうした行為を全てを犯罪として、
取り締まるのは現実的に不可能だからです。

 

クレジットカード現金化は違法行為とされる可能性もある

しかし結果だけを見てみれば「商品の購入と売却」というプロセスを
経ているだけであり実際に行われているのは金融融資であるとも言われています。

 

そしてそこで行われる融資は貸金業法や出資法などの法律を
無視しているという問題点があるとも指摘されているわけです。

 

一応現在では各省庁ともにクレジットカード現金化は、
本格的に違法行為として認定するためにさまざまな取り組みを行っております。

 

事実として2011年8月にはクレジットカード現金化を営んでいた男性を逮捕して、
懲役3年執行猶予5年の有罪判決を言い渡しています。

 

こうした規制の手が緩むことは無いでしょうから、
今後しばらくのうちに明確に禁止される可能性が高いのは事実と言えます。

 

ちなみに法律的にはこうした判断になりますが、法律ではなく、
クレジットカードの利用規約で言うとクレジットカード現金化は明確にアウトとされています。

 

利用したことがバレるとクレジットカード利用資格の停止処分が下されることになりますので、
もしクレジットカード現金化ができる業者があったとしても利用はしない方が良いでしょう。

 

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