債務整理中に弁護士が逮捕か弁護士会から追放された時どうすれば良い?

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弁護士は逮捕された時点では、まだ資格剥奪されてしまうのか否かは決定していません。

 

誤認ということもあるのですから、刑が確定してからということになるでしょう。

 

しかし実際に逮捕されていれば、業務に差し支えが出るのですから、債務整理中であれば、手続き関係が停滞してしまいます。

 

また弁護士会は強制加入団体です。
こちらを追放されれば、代理人としての業務ができないことになります。

 

当然ここでも途中であった債務整理が滞ることになります。

追放された場合の対応方法

このような場合の対応方法として、他の弁護士への引き継ぎを願う
もしくは自分で後任を見つけて、そちらへの引き継ぎを依頼するということになります。

 

またそれも全く望めないのであれば、今までの自分に関する書類の一切を受け取り、
それをもって新たな法律事務所に依頼するということになります。

 

近頃では悪徳と呼ばれる法律事務所も増え、警察も会もナーバスになっています。
取り締まり強化月間などを設けて、あぶり出しを図っています。

 

そのため債務整理中に逮捕や資格剥奪、会の追放なども起こらないことではありません。

費用の請求について

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またすでに支払い済みの費用も発生しているかもしれません。
それは事務所側に請求すべき金額です。

 

債権者とのやり取りに費やした実費は請求できませんが、
費用のすべてが戻ってこないというのは納得できない話です。

 

この費用が成功報酬の先払いという性質のものだったのか
受任することについて発生したものなのか、もしそうであれば「結果」が出せない時点で返金されるべき部分はどこなのか、
これらを明らかにする必要があります。

まずは専門家に相談する

まずは専門家に相談すべきでしょう。
日弁連が設置している相談窓口もありますし、法テラスの相談窓口も相談しやすくなっています。

 

こちらで相談すると、何をすべきかがわかりますし、新しい法律事務所も探しやすくなります。
弁護士には専門性があり、すべての問題解決に明るいというわけではありません。

 

個人の債務問題を相談するのに、刑事事件を担当することに専門性が高かったり、
企業間のトラブルを主に扱っているような法律事務所に相談しても、受け付けてもらえない可能性もあるでしょう。

 

満足できる結果も得られないと考えられます。

 

代理人の代理権が無くなった時点ですぐに、債権者からの請求がはじまるとは考えにくいものですが、
出来る限り早く後任は見つけるべきです。

 

その間、債権者側に「後任を見つけている最中だ」ということを伝えておくと、更に安心です。


債務整理問題は、先延ばしていては解決できません。
逆に放置していると、事態は悪くなるばかりです。


債務整理問題は、一人では解決できないことが多いです。
そのため債務整理問題に実績のある弁護士司法書士の先生にすぐに相談するのが賢明です。
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