債務整理せずに利息を下げてもらう方法はありますか?
ローンの利息が大きくて返済が厳しい場合は、債務整理をして利息を下げる方法が一般的です。
利息を下げるだけなら、任意整理をするのがベストです。
任意整理をすれば利息はゼロになるので、あとは元金を支払っていけばいいのです。
債務整理しないで利息を下げてもらえる方法何かある?と質問される場合が多々あります。
これは、金融機関と交渉をして下げてもらうしかないでしょう。
おまとめローンを利用すれば、今よりも低金利ローンに乗り換えして利息を下げることはできます。
他社ローンを利用してもよいなら、低金利ローンで一本化するのが現実的な方法です。
キャッシングの借入先として圧倒的に多いのは消費者金融であり、約9割の方がここから借りています。
消費者金融から銀行に乗り換えれば、3〜5%くらいは低金利になるでしょう。
金融機関に相談すると応じてくれることも
債務整理しないでおまとめローンも利用しないで利息を下げる方法は、現契約中の金融機関に相談を持ちかけるしかありません。
金利を下げてほしいと交渉すれば、応じてくれることがあります。
ただし、そのためにはある程度の利用履歴を作っておく必要があります。
契約して1ヶ月後に交渉しても、まず下げてはくれないでしょう。
信用を構築するためには、6ヶ月程度はかかると考えましょう。
その期間中は絶対に遅延をしないことが鉄則となります。
信用力が低い状態では、交渉しても応じてはくれません。これは金利の引き下げだけでなく、限度枠の増額にも言えることです。
利息を下げる交渉をする
交渉をするときは他社のローンも検討している旨を伝えてみるのもいいです。
貸金業者の本音としては、金利を下げたくないと思っています。業者の唯一の収入源が利息である以上、それを減らすことはしたくないのです。
交渉では駆け引きが必要となるため、他社ローンに乗り換えすることも検討していると話してみるといいでしょう。
業者が優良客だと認めてくれているなら、金利を下げてくれる可能性はあります。業者にとって一番ありがたい客は、遅延せずに確実に返済してくれる人なのです。
利息制限法の金利差を利用した方法
利息を下げる方法には、利息制限法の金利差を利用した方法もありますが、これはあまりおすすめできません。
ローンの金利は融資99万円までは18.0%が認められていますが、100万円以上になると15.0%を上限とする必要があります。限度額90万円のときは18.0%でも、追加で10万円を借りると15.0%以下の金利になります。
ただし、3.0%の金利引き下げを目的にして追加融資を受けるのは得策ではありません。
確かに金利は下がるでしょうが、借入額が増えるので利息の支払いは増えてしまいます。
債務整理問題は、先延ばしていては解決できません。
逆に放置していると、事態は悪くなるばかりです。
債務整理問題は、一人では解決できないことが多いです。
そのため債務整理問題に実績のある弁護士や司法書士の先生にすぐに相談するのが賢明です。
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